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10月の一冊

さかいアスリート鍼灸院です。

今月の読み物は関本医師の「残り2年の生き方、考え方」です。
少し前にニュースで取り上げられて、気になっていた一冊です。

緩和ケア医の関本先生自身がガンになり、向き合ってきた現実と想いについて書かれております。

先生はほぼ僕と同年代、子供の年齢も近い為、色々と考えながら読みました。
「多分こういう話し方なんだろうな」と思う文章で構成されていて、ストレートに心の芯に言葉が届きました。

【この人であれば、私の気持ちを理解してくれるに違いない。
医師には患者さんにそう思わせる「何か」が備わっている事が望ましい。
ただ、その「何か」を体得する事は大変難しい】

この言葉はしおりを挟んで、後から読み返してしまいました。
先生は残念ながら他界されてしまいましたけど、この本はずっと残りますし。

年代的にも介護の話が出てきたり、病気になる人も少しずつ出てきています。
先生のトークスキルのお陰で「非常に伝わりやすい」ので、同年代の方はぜひ読んでほしいと思います。

「伝える文章ってこう言うもの」授業を受けた気持ちにもなりました。
必ず心に響くものがあると思います。

こういう人を「先生と呼ぶ」のだと思いました。

#鍼灸 #西千葉 #筋トレ #関本剛 #緩和ケア