さかいアスリート鍼灸院です。
今月の読み物は直木賞受賞作、千早茜さんの「しろがねの葉」です。
戦国時代終盤の島根県の「石見銀山」が舞台となっております。
天才山師から銀山への知識を伝授されるも女性という事で成長と共に制限され、成熟と共に危ない目にも遭う主人公。
また銀山に生きる男は長生き出来ず、でも銀山発掘には男の力が必要ゆえに、また再婚し子供を産む。
生きるとは何か、抗うとは何か…守るとは何か、など。
今の平和で理不尽と言えばわがままも通りやすい現代人には、難しい内容かもしれません。
時代に翻弄されながらも、理不尽と恨む事なく、誇りと信念、そして愛に生き…死ぬ。
資源には限りがある…それを後世まで大切にするか、取れるだけ取って後の事は知らぬと言うか。
現代人に問いかける内容でもあると思います。
#鍼灸 #西千葉 #直木賞